仙台・宮城県の塗装はペイントスタッフ!1級建築塗装技能士、雨漏り診断士

塗装・雨漏り、お気軽にご相談ください!
0120-97-3443
相談・見積り無料!【受付時間】9:00~18:00
お問い合わせフォーム

外壁材の種類と特徴

外壁材の種類は、大きく分けて7種類に分類され、特徴やデザインなど様々な違いがあります。

外壁材の特徴やデザインなどを最大限発揮し、長く快適に住める建物にするためには、定期的な点検やメンテナンスを行うことが重要です。

また、必要なメンテナンスの方法も外壁材により様々なので、それぞれの特徴を考慮して選ぶことが必要です。

このページでは、外壁材の役割、外壁材の種類や特徴、メンテナンス方法などについて説明しています。

外壁材の役割

外壁材には、主に以下の3つの役割があります。

美観を整える


外壁は、屋根に比べてとても目立つため、建物の印象を決める重要な要素です。着る服によって人の印象が変わるように、外壁材の種類や選ぶ色によって、デザインや雰囲気が大きく変わります。


建物内部を保護する


外壁には、建物の内部を風や雨、紫外線などから保護する役割があります。火事や地震などの災害からも建物を保護するためには、防水性や耐震性、防火性などの機能を備えた外壁材のを選ぶ必要があります。


室内環境を整える(遮熱性、断熱性、遮音性)


外壁には、室内の温度や湿度を整え、外の騒音を遮断する役割があります。断熱性や遮熱性の高い外壁材を選ぶことで、冷暖房の効率を高め、快適な室内環境に整えることができます。


新築戸建に採用される外壁材の割合

新築戸建ての外壁材で、圧倒的なシェアを誇り、全体の約80%を占めているのが、窯業系サイディングです。次に多いのが金属系サイディングで、約11%、その次にモルタルが約6%となっています。

詳しいシェア率は以下の通りです。

データ参考:一般社団法人日本窯業外装材協会


外壁材の種類

サイディング

サイディングとは、パネルの形状をした外壁材で、主に窯業系、金属系、樹脂系、木質系の4種類に分類されます。工場で大量生産されるため、品質が安定しており、原価が比較的安く、施工しやすという特徴があります。

■窯業系サイディング
窯業系サイディングは、セメント質原料や繊維質原料などを混ぜて合わせて板状に成形した外壁材です。外壁材の中で約80%という圧倒的なシェアを誇っています。

・耐用年数
耐用年数は30年~40年程度です。

・価格
3,000~10,000円/㎡

・メリット
耐震性や防火性に優れ、デザインも豊富でタイル調やレンガ調、コンクリート調、木目調など様々商品があり、好みのデザインを幅広く選ぶことができるというメリットがあります。

・デメリット
素材自体の防水性が低いため、定期的に塗装をする必要があります。また、窯業系サイディングの原料であるセメントには、熱を吸収しやすいという性質があるため、外壁に熱が蓄積され室温が高くなりやすいというデメリットがあります。

室温の上昇には断熱塗料や遮熱塗料で表面を塗装することで対策をすることが可能です。

・メンテナンス方法
サイディングの継ぎ目に使用されているコーキングが劣化するため、5~10年に1度コーキング補修を行う必要があります。また、表面に塗装されている塗料の耐用年数に応じて、定期的に塗装を行う必要があります。

窯業系サイディングで起きやすい劣化症状として、コーキングの劣化、サイディングボードの反り、チョーキング現象、ひび割れや塗装の剥がれ、色あせ、藻やカビなどがあります。

■金属家サイディング
金属系サイディングは、ガルバリウムやアルミニウム、ステンレスの鋼板を加工・成形し、裏面に断熱材を貼り付けて作られる外壁材です。

・耐用年数
耐用年数は30年~40年程度です。

・価格
ガルバリウム鋼板の場合、3,500~6,000円/㎡
アルミニウム合金板の場合、5,000~8,500円/㎡

・メリット
素材が金属のため、防水性や耐火性が高くひび割れの心配がない、裏面に断熱材が貼り付けられているため、断熱効果が高いというメリットがあります。

金属は水分を吸収しない素材のため、耐凍結性にも優れており、寒冷地で使われることが多く、素材が軽量なため耐震性が高く、カバー工法を行う際に選ばれることも多い屋根材です。

・デメリット
金属系サイディングは、衝撃に弱くへこみが傷がつきやすいというデメリットがあります。傷がつくと表面のメッキが剥がれ、錆が発生する可能性があります。

また、建物が沿岸近くに経っている場合には、海の塩による塩害の影響を受け、サビや腐食が進んでしまう恐れがあるため注意が必要です。

・メンテナンス方法
窯業系サイディングと同様に継ぎ目に使用されているコーキングが劣化するため、5~10年に1度コーキング補修を行う必要があります。また、表面に塗装されている塗料の耐用年数に応じて、定期的に塗装を行う必要があります。

金属家サイディングの塗装する際には、サビを発生しにくくする防サビ塗料がオススメです。

金属家サイディングで起きやすい劣化症状として、傷やサビ、チョーキング現象、塗装の浮きや剥がれなどがあります。

■樹脂系サイディング
樹脂系サイディングは、塩化ビニル樹脂を主材料とする外壁材です。塩化ビニル樹脂とは、天然塩60%と石油40%を原料とするプラスチックの一種です。
日本ではまだ馴染みの薄い外壁材ですが、アメリカでは約40%、カナダでは約60%ものシェアを誇る外壁材です。

・耐用年数
耐用年数は25年~30年程度です。

・価格
3,400~5,000円/㎡

・メリット
素材が非常に軽く、窯業系サイディングに比べ重さは10分の1程度の重さです。そのため、建物への負担が少なく耐震性が高いというメリットがあります。カバー工法にも向いている素材です。

耐久性が非常に高い素材なため、メンテナンスの頻度が少なくても劣化しにくいという特徴もあります。

また、水をはじく性質があるため、耐凍結性に優れており、寒冷地にも適した外壁材です。塩害の影響もほとんど受けないので、沿岸近くに地域でも安心して使用することができます。

・デメリット
樹脂系サイディングには、他の外壁材に比べ色やデザインが少ない、安っぽく見えてしまう可能性がある、遮音性が低いという特徴があります。

また、日本ではあまり普及していない外壁材のため、製造や販売をしているメーカーや扱える業者が少ないというデメリットもあります。

・メンテナンス方法
樹脂系サイディングでは、継ぎ目にコーキングが不要な商品もありますが、継ぎ目に使用されている場合にはコーキングが劣化するため、5~10年に1度コーキング補修を行う必要があります。

樹脂系サイディングでの塗装の役割は、色あせなどが生じた場合の美観維持のみを目的として行うため、見た目を気にしないのであれば、塗装によるメンテナンスは必要ありません。

樹脂系サイディングで起きやすい劣化症状として、紫外線による色あせがあります。

■木質系サイディング
木質系サイディングは、天然木を加工した外壁材です。主に、レッドシダーやスギ、カラマツ、ヒノキ、小さな木材を接着剤で張り合わせて成形した集成材などの商品があります。

・耐用年数
耐用年数は30年~40年程度です。

・価格
5,500~10,000円/㎡

・メリット
天然の木材をそのまま素材として使用するため、木材独自の風合いを楽しむことができるというメリットがあります。

また、天然の木材は、熱を吸収しにくく断熱性が高いという特徴があります。そのため、外壁が熱くなるのを防ぎ、室内の温度が高くなるのを防ぐことができます。

・デメリット
天然の木材を素材としているため、他の外壁に比べると価格が高くなってしまう、取り扱いが難しく施工できる業者が少ないというデメリットがあります。

また、木材なので耐火性や耐水性が低く腐食しやすいため、こまめにメンテナンスを行う必要があります。

・メンテナンス方法
木材は、水分を含んだままの状態が続くと、腐食や変色がおこりやすいため、塗膜が劣化する前に定期的に塗り替えを行わなければいけません。3~7年と短いサイクルで定期的に塗直しが必要です。

木質系サイディングで起きやすい劣化症状として、チョーキングや変色、腐食、藻やカビなどがあります。

モルタル

モルタルとは、セメントに対して砂を2~3倍の割合で混ぜ合わせ、水を練り混ぜて作った建築材料です。

1960年~1990年頃までは、モルタル外壁が新築戸建ての主流でしたが、施工の難しさや住宅の洋風化が進むにつれて、窯業系サイディングの普及が増え、現在でのシェアは約6%程度しか採用されていません。

・耐用年数
耐用年数は30年~40年程度です。

・価格
2,000~8,000円/㎡程度

・メリット
モルタル外壁は、職人が一から手作業で仕上げるため継ぎ目がなく、他の外壁材に比べて、デザインの自由度が圧倒的に高いというメリットがあります。

また、何層にもモルタルを塗り重ねていくため、外壁が厚くなり断熱性や遮音性が高いという特徴があります。

モルタル外壁は耐火性が高く、建築基準法の「不燃材料」に指定されています。仮に燃えてしまったとしても、有毒ガスが発生しません。

・デメリット
モルタル外壁には、ひび割れが起こりやすいというデメリットがあります。継ぎ目がない分、気温や湿度、建物の揺れなどによって、ひび割れが発生してしまいます。ひび割れを放置してしまうと、雨水が内部に侵入してしまう恐れもあります。

また、何層にもモルタルを塗り重ねていることで外壁が重くなるため、耐震性が低いという特徴があります。

工場で生産される外壁材とは違い、職人が現場で仕上げるため、職人の実力や現場での品質管理によって質に差が出やすいという特徴もあります。

・メンテナンス方法
表面に塗装されている塗料の耐用年数に応じて、定期的に塗装を行う必要があります。ひび割れが発生している場合には、早めに塗り替えを行うことをオススメします。

モルタル外壁で起きやすい劣化症状として、ひび割れや塗膜の剥がれ、チョーキング、色あせ、藻やカビなどがあります。

ALC

ALCとは、「Autoclaved Light weight aerated Concrete」の頭文字を取った名称で、ケイ酸質や石灰質、アルミニウム粉末を主材料とした軽量気泡コンクリートのことです。

外壁材としてだけではなく、屋根や床、建物構造など様々な場所で使用されている建材です。ALCパネルにはパネルの厚みによって厚型と薄型の2種類があり、一般住宅では、主に薄型のALC板が使われています。

・耐用年数
耐用年数は50年程度です。

・価格
5,500~10,000円/㎡程度

・メリット
ALCパネルは、素材の内部に気泡の穴が空いているため、一般のコンクリートに比べ約1/4ほどの重さと軽量で、耐火性が高く、有毒ガスが発生しません。建築基準法の「不燃材料」に指定されています。

また、内部に気泡の穴が空いていることで、音を通しにくく、断熱性はコンクリートの10倍も優れているという特徴があります。

・デメリット
ALCパネルは、素材の内部に気泡の穴が空いているため、水を吸い込みやすいという性質があります。素材の内部に水が侵入してしまうと、膨張やひび割れが発生してしまう恐れがあり、耐候性が低いというデメリットがあります。

また、パネル1枚のサイズが小さいため、継ぎ目が多くなってしまうという特徴があります。継ぎ目が多い分、雨漏りのリスクが高く、コーキングでしっかりと埋め防水性を高める必要があります。

・メンテナンス方法
ALCパネルは、継ぎ目に使用されているコーキングが劣化するため、5~10年に1度コーキング補修を行う必要があります。表面に塗装されている塗料の耐用年数に応じて、定期的に塗装を行う必要があります。

ALCパネル自体が破損している場合には、専用の補修材などで修復する必要があります。

ALCパネルで起きやすい劣化症状として、コーキングの劣化や塗膜の浮きや剥がれ、チョーキング現象、ALCパネルの破損やひび割れ、藻やカビなどがあります。

コンクリート

コンクリートとは、セメントに砂や砂利、水を練り混ぜた建材のことです。コンクリート外壁は、鉄筋を組んだ型枠に、コンクリートを流し込み固めて成形します。

コンクリートは、引張力が弱いため、引張力が強い鉄を組み合わせ補強されることで、外壁として高い耐久性を維持しています。外壁以外にも基礎などの建物構造にも採用されています。

・耐用年数
耐用年数は50年程度です。

・価格
建物の構造によって金額は大きく変わります。

・メリット
コンクリート外壁は、他の外壁材に比べ非常に耐久性が高いというメリットがあります。また、遮音性や耐震性、耐火性が高く、型枠に流し込んで成形するため、デザインの自由度が非常に高いという特徴もあります。

建物を外壁のコンクリート自体が支えるため、柱を少なくすることができ、室内空間を広く使うことができます。

・デメリット
他の外壁材に比べ非常に重いため、重さに耐えられる強い地盤でなけれないけません。地盤が弱い場合には、地盤改良工事を行う必要があります。

工場で生産される外壁材とは違い、現場で鉄筋を組んだ型枠に、コンクリートを流し込み成形するため、職人の実力や現場での品質管理によって質に差が出やすい、施工費用が非常に高いというデメリットがあります。

また、築3~5年程度は、コンクリートの水分が完全に抜けきらず、藻やカビ、結露が発生しやすいという特徴があります。

・メンテナンス方法
表面に塗装されている塗料の耐用年数に応じて、定期的に塗装を行う必要があります。ひび割れなどの破損がある場合には、内部に水が侵入しないように、専用の補修材などで修復する必要があります。

コンクリート外壁で起きやすい劣化症状として、ひび割れや、水染み、膨れ、剥離、雨水が内部に侵入することで鉄部に錆が発生することで起こる爆裂クラックなどがあります。

レンガ

レンガは、粘土や泥、頁岩(けつがん)を型に入れ成形し、焼き固めた建材です。モルタルなどで補強しながら、一段一段積み上げて外壁を作る方法と外壁に接着剤やモルタルで貼り付ける方法があります。

日本国内では、東京駅や横浜赤レンガ倉庫などが有名です。

・耐用年数
耐用年数は50年以上です。

・価格
5,000~30,000円/㎡程度(レンガの種類、工法により金額が変わります。)

・メリット
レンガは、耐候性が高く劣化が少ない素材のため、メンテナンスコストが他の外壁材に比べ低いというメリットがあります。

素材の内部にはたくさんの気泡があるため、耐熱性や蓄熱性に優れ、外気の暑さや寒さが室内に伝わりにくく、室内の熱や冷気も外に逃げにくいという特徴があります。

また、レンガは、土でできているため焼き窯などで使用されるほど、耐火性に優れています。

・デメリット
施工に非常に技術が必要なため、対応できる業者や職人が少なく、施工費用が高いというデメリットがあります。

また、蓄熱性が高く、内部に蓄熱した熱は「8~10時間」逃げないと言われています。そのため、夏場は、外気の熱を蓄熱し、夜になって外気温が下がっても、室内の温度が高くなってしまうという特徴があります。

・メンテナンス方法
レンガ自体のメンテナンスはほぼ不要ですが、目地のモルタル部分の防水処理を定期的に行う必要があります。

レンガで起きやすい劣化症状として、目地の劣化があります。

タイル

タイルは、粘土や石、砂などの天然素材を板状に成形し、高温で焼き固めた建材です。焼き固められる温度や吸水性によって、陶器質、磁器質、せっ器質の3種類に分類され、外壁には、陶器質や磁器質のタイルが使用されます。

また、外壁タイルの施工方法には、乾式工法と湿式工法の2種類があり、一般住宅では乾式工法での施工が主流となっています。

・耐用年数
耐用年数は40年以上です。

・価格
9,000円/㎡程度~

・メリット
タイルは、粘土や石、砂などの天然素材を高温で焼き固めてできているため、他の外壁材に比べ耐久性や耐候性が非常に高いというメリットがあります。

非常に硬い素材のため傷がつきにくく、吸水性がほとんどないため耐凍結性にも優れているという特徴があります。

また、タイルには天然素材独特の風合いがあるので、デザイン性が高く重厚感や高級感が感じられる外観に仕上げることができます。

・デメリット
施工に非常に技術や知識が必要なため、対応できる業者や職人が少なく、素材自体も高価なため施工費用が高くなってしまうというデメリットがあります。

また、耐震テストをクリアした建物であれば、過度に心配する必要はありませんが、地震で建物に力が加わった場合やタイルを接着する下地材が劣化してしまうことで、タイルが剥がれ落ちてしまう恐れがあるので注意が必要です。

・メンテナンス方法
タイル自体のメンテナンスはほぼ不要で、汚れなどが気になる場合には水洗いをすることで汚れを落とすことができます。

しかし、サッシなどの目地に使用されているコーキングが劣化するため、5~10年に1度コーキング補修を行う必要があります。

また、地震など外部からの強い衝撃により、ひび割れや破損をしてしまった場合や、接着不良によるタイルの浮きや剥がれが起きてしまっている場合にはすぐに専門業者へ相談をしてください。

剥がれ落ちたタイルが周囲の人や物に当たってしまった場合、その建物に住んでいる人が加害者になってしまいます。最悪のケースでは死亡事故につながってしまう可能性もあるので注意が必要です。

モルタルでタイルを貼り付ける湿式工法で施工している建物では、モルタルが劣化してしまうため定期的な補修が必要です。

タイルで起きやすい劣化症状として、目地や下地の劣化、コーキングの劣化、タイルの浮きや剥離、ひび割れや破損などがあります。

漆喰

漆喰とは、石灰石を焼いて水を加えた消石灰(水酸化カルシウム)に糊やスサ(麻や和紙、藁などの繊維状の素材)を加えて練り混ぜた建材です。日本では古くから、城郭や土蔵、神社、民家などで使用されてきました。

漆喰は、空気中の二酸化炭素を吸収しながら石灰石に戻っていくことで硬く固まるという特徴があります。

・耐用年数
耐用年数は50年以上です。

・価格
6,000~20,000円/㎡(施工する職人や使用する素材によって金額が大きく変わります。)

・メリット
漆喰は紫外線などが原因で劣化してしまう有機物を含まず、長い年月をかけて非常に硬くなるため、耐候性や耐久性が非常に高いというメリットがあります。

また、漆喰は「呼吸する壁」とも呼ばれるほど、調湿効果が高く1年を通して室内を快適な湿度に調整してくれます。湿度が高くならないので、カビやダニを抑制する効果も期待できます。

漆喰は、空気中の二酸化炭素を吸収する過程で、健康に有害な化学物質や臭いの元となる成分を吸着し分解する性能があるため、消臭効果やシックハウス症候群にも有効な外壁材です。

・デメリット
漆喰には、傷がつきやすいという特徴があります。硬く尖ったもので引っ搔いてしまうと簡単に傷がついてしまうため注意が必要です。

また、漆喰で施工する場合には乾燥時間を取らなければないので、施工期間が長くなってしまう、施工に非常に技術や知識が必要なため、対応できる業者や職人が少なく、施工費用が高くなってしまうというデメリットがあります。

・メンテナンス方法
10年~15年を目安に、漆喰の補修や塗直しを行う必要があります。汚れが気になる場合には、消しゴムや水洗いをすることで汚れを落とすことができます。

漆喰で起きやすい劣化症状として、汚れやカビ、ひび割れ、剥がれなどがあります。

塗装ができない外壁材はあるか?

外壁に光触媒や無機、フッ素などの耐久性が高い塗料が使用されている外壁材の場合には注意が必要です。これらの塗料には、汚れがつきにくいという効果があります。

そういった外壁材では、塗膜が劣化していない状態で、通常通りの塗装してしまうと、塗料が密着せずにすぐに剥がれてしまう可能性があるため、専用の下地材を使い塗装を行う必要があります。

また、外壁のひび割れや破損などの損傷が激しい場合には、塗装での対処が難しいため、張替えかカバー工法を行う必要があります。

まとめ

外壁は、屋根に比べて人の目に入りやすく、外壁材の種類や選ぶ色によって、建物のデザインや雰囲気が大きく変わるため、外壁材は建物の印象を決める重要な要素です。

美観だけではなく、外壁には建物内部を保護し、快適な室内環境に整える役割もあるためそれぞれの特徴やメリットデメリットを考慮し外壁材を選ぶことが重要です。

外壁材によってメンテナンス方法も様々なので、ご自身の外壁の特徴を把握したうえで、メンテナンスや対策を行う必要があります。

メンテナンスで塗装を行う際には、注意が必要な外壁もありますので、業者とよく相談をし検討されることをオススメします。

お問い合わせ

お役立ちコンテンツ

会社概要

マイベストプロ ブログ ライン@ 除菌 リフォーム コンクリート再生 鳥(ハト)害対策 塗魂ペインターズ 日本塗装名人社 雨漏り110番 ペインターラボ アイカ工業 GAINA パナソニックショールーム タカラスタンダート まるごと省エネシステム 冷暖シールドマイスター
ページトップへ戻る