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外壁塗装の浮き・剥がれの原因と補修費用

外壁は、365日紫外線や雨・雪・風などにさらされているため、少しずつダメージが蓄積され劣化が進行していきます。

外壁の浮きや剥がれは代表的な劣化症状のひとつです。そのまま放置してしまうと、塗膜本来の性能が発揮できず、建物の耐久性にも影響を及ぼす恐れがあるため、早めに対処する必要があります。

このページでは、外壁塗装の浮き・剥がれの原因と補修費用について説明しています。

外壁塗装の浮き・剥がれについて

外壁塗装の浮きとは、塗膜が外壁から完全に剥離して、 水膨れのように浮いてしまっている状態のことを指します。

塗装が浮いている箇所は、外壁から塗膜が剥離しているので、手で触ると簡単に剥がれてしまいます。このような状態になってしまうと、建物の見た目が悪いだけではなく、塗料に求められる本来の役割をは果たすことは出来ません。

そのまま浮きや剝がれを放置してしまうと、剥がれた箇所から雨水が侵入し塗装の剥がれがどんどん広がってしまいます。塗装が剥がれてしまうと、外壁を保護することが出来なくなり、外壁材が紫外線や雨風の影響を受け、建物自体にダメージが及んでしまうので注意が必要です。

そのため、建物を雨風や紫外線の影響から守るためには、早急に対策をおこなうことが大切です。

経年劣化による浮き・剥がれの原因

外壁塗装の浮きや剥がれの原因には、経年劣化によって発生するものと施工不良によって発生するものの2種類があります。まずは、経年劣化による浮きや剥がれの原因についてみていきましょう。

そもそも塗装の経年劣化は、使用する塗料のグレードによって目安となる年数に違いがあります。塗料のグレード別の耐用年数は以下の通りです。

グレード 耐用年数
シリコン 8年~10年
ラジカル制御型 8年~10年
フッ素 15年~20年
無機 16年~20年

経年劣化によって起こる塗装の浮きや剝がれは、この耐用年数を過ぎたあたりから発生しやすくなります。ただ、建物の建っている環境にも左右されるので、状況次第では耐用年数よりも早く症状が発生する場合もあります。

例えば、北海道や東北のような寒冷地では、外壁やコンクリートに吸収された水分が凍結することで膨張し、塗装を押し上げてしまう凍害が原因で、膨れが発生することがあります。

さらに凍害の場合は、水分の凍結と融解が繰り返されるため、他の地域に比べ塗膜にダメージを与えてしまいます。

施工不良による浮き・剥がれの原因

あまり考えたくはないケースですが、施工不良が原因で浮きや剥がれが発生するケースもあります。施工してから1〜3年未満など、塗料の耐用年数より早く症状が起こった場合には施工不良が原因である可能性が高いです。

浮きや剥がれが起こる原因として考えられる施工不良は以下の通りです。

高圧洗浄が不十分だった


外壁・屋根塗装を行う前に、まず高圧洗浄で塗装面の汚れ、ホコリ、コケ、古い塗膜などを洗い流して、塗装ができる綺麗な状態に整えることが重要です。

汚れや古い塗膜などが残っている状態のまま塗装をすると、新しく塗る塗料がしっかりと密着せずに浮きや剥がれなどが発生してしまう可能性があります。

下地処理が不十分だった


ケレン作業は汚れ、サビ、古い塗膜などを除去するために行われます。もしこれらの付着物が塗装面に残ったまま塗装すると、塗料が塗装面にしっかり密着しないため、浮きや剥がれなどの原因になります。

また、サビやひび割れの補修など塗装前の下準備が丁寧におこなわれていない場合も、塗料が密着しにくくなり浮きや剥がれが発生する可能性があります。

下塗りが不十分だった


下塗りには、地の凹凸を均一にならし、塗料の密着性を高める接着剤のような役割があります。下塗りをせずに塗装すると、塗料が塗装面に密着せずに浮きや剥がれなどの原因になります。

また、上塗り材が下地に吸い込まれるのを防ぐ役割もあるので、仮に下塗りをしていたとしても、職人の知識不足で壁の状態を適切に判断できず、下地の吸い込みが収まっていない状態で塗装をしてしまうことで浮きや剝がれが発生する場合もあります。

塗料の乾燥時間を守らなった


塗装を綺麗に仕上げるためには、乾燥時間をしっかりと守ることも重要なポイントです。塗料の乾燥時間は、メーカーが塗料ごとに一定の湿度や気温を考慮し、乾燥時間を定めています。

塗料や天候によって違いはありますが、基本的には、塗り上がりから3〜4時間以上は乾燥させる必要があります。乾燥時間を十分にとらずに作業を進めてしまうと、上塗り材がしっかりと接着しないため、浮きや剥がれがが発生しやすくなります。

また、塗料を塗る工程だけではなく、高圧洗浄で汚れを洗い流した後や、雨や雪によって外壁が濡れた時もしっかりと乾かしてから作業をしなければ、施工不良によって浮きや剥がれが起こる可能性があります。

塗料の取り扱いに不備があった


塗料メーカーによって、各製品ごとに細かな規定が定められています。どんなに丁寧に塗料作業をしたとしても、規定を守らずに塗装をしてしまえば、浮きや剥がれなどの施工不良の原因になってしまいます。

塗料メーカーで製品に定められている規定には、主に以下のような規定があります。

乾燥時間

塗装工事は、下塗り・中塗り・上塗りと3回塗り重ねて塗装をおこなうのが一般的です。そして、各工程の間には、塗膜をしっかりと乾かす時間を設ける必要があります。塗料が乾くまでの時間を塗料メーカーが、一定の湿度や気温を考慮して定めたものを乾燥時間と言います。

 

希釈量

塗料は、シンナーや水を混ぜてから使います。塗料に混ぜるシンナーや水の量のことを希釈量と言います。規定を守らずにシンナーや水を多く入れてしまうと、塗料が薄くなってしまい色ムラや塗膜の剥がれなどの施工不良につながります。

 

塗布量

塗布量とは、塗料が持つ性能を正しく発揮するために、どの程度の量で塗装しなければいけないかを示す値です。塗布量が守られなければ、塗膜が適切な厚みにならないので、塗料が持つ性能を正しく発揮することができません。

補修方法と費用

浮きや剥がれの補修をする場合、まずは剥がれた部分の塗装をヘラや研磨紙を使い綺麗に取り除きます。完全に古い塗膜を落としたらしっかりと洗浄や下地処理を行い、再塗装して補修をおこないます。

広範囲に浮きや剥がれが発生している場合や、前回の塗装に問題があったとわかった場合には、外壁全面の塗膜を剥離し、再塗装をおこなう必要があります。

費用に関しては再塗装の範囲や足場の有無、使用する塗料などによって変わりますので、まずは信頼できる業者に診断をお願いしましょう。

まとめ

外壁塗装の浮きや剥がれは、経年劣化や施工不良が原因で発生します。浮きや剥がれをそのまま放置してしまうと、被害が拡大し、建物の耐久性にも影響を及ぼす恐れがあるので、早めの対処が必要です。

業者の中には、手抜き工事をするような悪質な業者も存在します。そのような業者に依頼してしまった後で浮きや剥がれなどの不具合が生じても、施工をやり直しに応じる可能性は低く、トラブルに発展するケースもあります。

無用なトラブルを回避するためにも、補償内容をしっかりと確認し、信頼のできる業者を選ぶことが大切です。もし、ご自宅の外壁に浮きや剥がれの症状が見られるようでしたら、一度私たちペイントスタッフまでご相談ください。

国家資格を持つプロが徹底調査し、誰でも劣化状況がわかるように写真付きの診断書をお渡しします。もちろん、相談だけでも構いませので、お気軽にお問い合わせください!

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