付帯部にもウレタンではなく高グレード塗料を
付帯部とは、雨どい、破風、鼻隠し、軒天、雨戸、面格子などの総称です。
外壁は、まだまだ持ちそうなのに雨どいだけ傷んでいる現場見たことありませんか?この現象は、付帯部に低グレードのウレタンなどを使うと起こります。
ここでは、付帯部も外壁や屋根と同じように高グレードの塗料を使うことの重要性について説明します。
付帯部とは、外壁を塗装の際に、外壁以外のことを付帯部と呼びます。雨どいや破風・鼻隠し・軒天・雨戸・面格子等です。付帯部の塗装は、外壁塗装の作業間に行われます。
よく他社さんで見かけるのが、お客様が外壁や屋根を長持ちさせたいからフッ素や高耐久シリコンを選んだのに、付帯部をケチってウレタンなど耐久性の低い塗料を塗ってしまうことです。
職人によっては、「プラスチックだからウレタンじゃないと密着しない」と言う方もいますが、これは間違いです。弊社でフッ素やシリコンで施工しても剥がれていません。それどころかウレタンよりも長持ちします。
弊社では、逆に普段塗料が乗らないアルミやステンレスも、密着バインダーを塗布することで塗装することもあります。
なぜ剥がれるのか?それは密着しない塗り方をしているだけなのです。外壁と同様に紫外線が当たる箇所にも、外壁と同スペックにて塗装するべきです。
同じように紫外線が当たる箇所なのに、塗料のグレードをダウンしてしまえば、付帯部が外壁より先に傷んでしまう現象が起きてしまいます。外壁はまだまだ持ちそうなのに雨どいだけ傷んでいる現場見たことありませんか?