仙台・宮城県の塗装はペイントスタッフ!1級建築塗装技能士、雨漏り診断士

塗装・雨漏り、お気軽にご相談ください!
0120-97-3443
相談・見積り無料!【受付時間】9:00~18:00
お問い合わせフォーム

外壁・屋根塗装で行うケレン作業の種類や費用

「ケレン作業」という言葉を聞いたことがない方もいると思いますが、外壁・屋根塗装では塗装の出来映えを左右する重要な工程になります。

しかし、悪徳業者の中にはケレン作業を省いて手抜き工事を行う業者もいるので、お客様自身がケレン作業について理解しておくことが大切です。

このページでは、ケレン作業の内容や重要性、費用などについて紹介します。また、見積書を見る時の注意点なども説明します。

ケレン作業とは

作業内容とケレン作業を行うタイミング


ケレン作業とは、ヤスリや電動工具を使って塗装面のサビや古い塗膜などを除去する作業で、主に鉄部や木部に行われます。タイミングとしては高圧洗浄の後に行われ、高圧洗浄でも落としきれなかった汚れやサビ、古い塗膜を綺麗に取り除いていきます。

また、塗装面を綺麗な状態に整えるだけではなく「目粗し」と呼ばれる、あえて塗装面を傷つける作業もケレン作業の中に含まれます。これはツルツルした面に行われ、傷つけてザラザラすることで塗料の密着性を高めることができます。


ケレン作業の重要性


ケレン作業は汚れ、サビ、古い塗膜などを除去するために行われます。もしこれらの付着物が塗装面に残ったまま塗装すると、塗料が塗装面にしっかり密着せず早期の剥がれ、膨れ、ひび割れなどを引き越してしまいます。

一般的によく使用されているシリコン塗料は10年~15年ほどですが、ケレン作業が適切に行われなかった場合、塗装後1年~3年で劣化症状が現れることがあります。


ケレン作業の種類と単価

ケレン作業の種類は4種類あり、劣化状態によって使い分けられます。

1種ケレン


塗装面の状態が非常に悪く、劣化が最も激しいときに行われます。専用の機械や薬剤を使って塗装面のサビや古い塗膜を除去して、完全に下地を露出させた状態にします。

戸建ての一般住宅では、1種ケレンが必要なほど劣化している場合は建材の張り替えを行うことになるので、基本的には1種ケレンを行うことはありません。主に、橋や公共道路などで採用されます。

費用は㎡あたり4,500~6,000円が相場です。


2種ケレン


一般住宅で最もサビが激しく状態が悪い時に行われます。ワイヤーブラシやワイヤーカップなどの電動工具を使用してサビと古い塗膜を全て除去していきます。

費用は㎡あたり1,500~2,000円が相場です。


3種ケレン


比較的サビが少ない時に行われるケレンで、一般住宅でよく採用されています。スクレーパーやケレン棒などを使って手作業で行われ、活きた塗膜は残したまま表面はヤスリで磨き上げます。

費用は㎡あたり500~1,000円が相場です。


4種ケレン


塗装面のサビがほとんど無い場合に行われるケレンです。ヤスリやブラシを使い手作業で付着物を除去していきます。

費用は㎡あたり200~400円が相場です。


見積書の記載について


ケレン作業は塗装の仕上がりを左右する重要な工程ですが、省かれやすい工程の一つでもあります。そのため、見積書にケレン作業の記載があるかを確認することが大切です。

また、見積書には塗装前に行う作業を「下地処理」「素地調整」「表面処理」などと記載していることがあるので、そのような場合はケレン作業も含まれているのか確認する必要があります。


まとめ

ケレン作業は、塗料の密着性を高めるために、ヤスリや電動工具などを使って塗装面のサビや古い塗膜を除去する作業です。しっかりと正しい方法で行わなければ、塗装後数年で剥がれやひび割れなどが発生するため、とても重要な工程になります。

見積書を見る時はケレン作業の記載があるか、下地処理や素地調整にケレン作業は含まれているのかをきちんと確認するようにしましょう。

お問い合わせ

お役立ちコンテンツ

会社概要

マイベストプロ ブログ インスタ TIKTOK ライン@ 除菌 リフォーム コンクリート再生 鳥(ハト)害対策 塗魂ペインターズ 日本塗装名人社 雨漏り110番 ペインターラボ アイカ工業 GAINA パナソニックショールーム タカラスタンダート まるごと省エネシステム 冷暖シールドマイスター
ページトップへ戻る