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ガルバニウムの特徴と塗装料金

金属特有のおしゃれでモダンな外観が特徴のガルバリウム鋼板は、丈夫でコストパフォーマンスの高さから近年人気の建材です。

ガルバリウム鋼板は「メンテナンスフリー」や「サビない」と耳にされたことがある方もいるかもしれませんが、実際には定期的なメンテナンスが必要です。

このページでは、ガルバリウム鋼板の特徴や起こりうる劣化症状、メンテナンス方法について説明していきます。

ガルバリウム鋼板の特徴

ガルバリウム鋼板とは、アメリカのベスレヘムスチール社で開発されたアルミニウムと亜鉛合金のめっき鋼板です。

めっきとは、素材の表面に薄い金属の膜をコーティングする表面処理方法の一種です。ガルバリウム鋼板の場合は、鉄に炭素などを加えて強度を増した「鋼板」にガルバリウムという合金をめっきでコーティングすることによって、鉄を保護しています。

トタンやジンカリウムなどの金属系屋根材も、ガルバリウム鋼板と同様に芯には鉄の鋼板が使用されており、めっきする成分の配合によって鉄の寿命が大きく変わるということです。

ガルバリウム鋼板の耐用年数は、30年程度とされています。定期的にサビなどのメンテナンスで、サビが進行することによって発生する穴あきを防ぐことができれば、40年以上もの耐久性が期待できる屋根材です。

そのため、1990年代半ばには5割近いシェアを誇っていたスレート瓦を押さえて、近年では急速にシェアを拡大います。

メリット

ガルバリウム鋼板は、薄い金属製の板のため、瓦などに比べて非常に軽く、地震などの揺れによる建物の負担を軽減することができるという特徴があります。その軽さからカバー工法の際に新設する屋根材としても適しています。

また、金属はすぐにサビてしまうという印象があるかもしれませんが、ガルバリウム合金の主材料であるアルミニウムや亜鉛には鋼板をサビから守る役割があるため、金属製の中ではサビに強いという性質があるので、耐久性が高いというメリットがあります。

その他にもガルバリウム鋼板は、吸水性が低いため凍害に強いという特徴もあります。寒冷地域でも凍害の心配がないため安心して過ごすことができます。

デメリット

その一方でガルバリウム鋼板は、いくつかのデメリットもあります。まず、デメリットとして挙げられるのが、傷がつきやすいという点です。ガルバリウム鋼板は、素材の厚みが0.3~0.4mmと非常に薄い製品が多いため、割と簡単に傷や凹みができてしまいます。

なお、ガルバリウム鋼板は「サビにくい」素材ではありますが、全くサビないというわけではありません。そのため、小さな傷や加工時のカット面などからサビが発生してしまうこともあるため、部材の運搬や施工時には細心の注意が必要です。

また、沿岸部の潮風や工場の排気ガス、森林近くでは樹木や落ち葉がガルバリウム鋼板に触れると、電蝕を引き起こしサビが発生する恐れがあります。

このような影響を受ける環境でガルバリウム鋼板を用いる場合には、点検やメンテナンスをこまめにおこなう必要があります。

ガルバリウム鋼板の劣化症状

どんな屋根材でも紫外線や雨風などによって劣化していきます。下のような劣化症状が見られる場合には、補修などのメンテナンスを行う必要があります。次に、ガルバリウム鋼板で想定される劣化症状についてご紹介してきます。

劣化症状1:サビ(白サビ・赤サビ)

サビにはいくつか種類がありますが、ガルバリウム鋼板で発生するサビには「白サビ」と「赤サビ」の2種類があります。それぞれガルバリウム鋼板にどんな悪影響があるのか詳しくご説明していきます。

白サビ

白サビは、ガルバリウム鋼板のメッキ層に含まれている亜鉛が酸化することによって現れます。主に潮風が吹く沿岸部や高温多湿な環境で発生しやすく、表面に白い斑点が見えるのが特徴です。また、日当たりが悪く湿気が溜まりやすい軒下や庇の下なども発生しやすい箇所です。

見栄えが悪くなりますが、それほど重大な影響を及ぼす症状ではありません。ただ、メッキ塗装が劣化し始めているサインではありますので、塗り替えを検討するタイミングではあります。そのまま放置してしまうと、めっき層が徐々に劣化して鋼板がむき出しになってしまうことによって赤サビが発生する恐れがあります。

 

赤サビ

赤サビは、ガルバリウム鋼板の表面にできた傷や凹みから内部の鋼板が露出することによって起こる鉄サビのことで、赤茶色のサビが発生します。

赤サビは水に溶けやすく、進行する速度が非常に早いという特徴があるため、一度サビができてしまうと一気に腐食が進んでしまいます。腐食が進行すると金属が脆くなってしまい、穴があいてしまう恐れもあるので、早めにメンテナンスをおこなう必要があります。

劣化症状2:電蝕

電蝕とは、他の金属と接触したり、木材の木酢液によって腐食が発生することをいいます。ガルバリウム鋼板は、他の金属素材に比べると電蝕が発生しやすい傾向があります。

屋根に鉄釘を打ち付けたり金属素材のものを立てかけたりすると、電蝕を起こして表面にサビが現れる可能性があります。腐食が進行すると屋根に穴が開いてしまうこともあるので、ガルバリウム鋼板がその他の金属に接触しないように注意しましょう。

腐食が進行しサビが現れた場合には、早めにメンテナンスをおこなう必要があります。

劣化症状3:色あせやチョーキング現象

ガルバリウム鋼板の表面は塗装で仕上げられているため、紫外線などによって塗料に含まれている樹脂が劣化することによって発生します。

チョーキング現象が軽度な場合は、急いで補修が必要というわけではありませんが、触ると粉が手にベッタリと付いてしまうような状態の場合は、塗膜による「保護」機能は失われていると考えられるため塗り替えが必要です。

劣化症状4:凹みや浮き・傷・穴

ガルバリウム鋼板は、薄い素材のため衝撃に弱く、硬いものが当たると傷や凹みができやすい素材です。そのため、台風などの強風によって石や飛来物がぶつかることによって傷が付く場合があります。

それによって、表面の塗料が剥がれ傷が深くまで達してしまうと、内部にサビが広がってしまう可能性があるため、早急な対応が必要です。症状を見落としてしまわないよう定期的な点検をおこなうことが大切です。

ガルバリウム鋼板は塗装が必要

ガルバリウム鋼板は、耐久性の高い屋根材ですが、スレート瓦などと同様に塗装が必要です。

ガルバリウム鋼板は、表面を塗装しなければ雨風などにむき出しになった金属がさらされサビが発生してしまう恐れがあるため、塗装は必須です。塗料の耐用年数や建物の建っている環境にもよりますが10年を目安に再塗装を検討するようにしましょう。

塗装工程

ガルバリウム鋼板の主な塗装工程は、次の通りです。

STEP1:下地処理

塗装をする前に、サビや汚れをワイヤーブラシやスクレーパーなどを使って取り除く「ケレン」という作業をおこないます。サビや汚れが重度な場合には、ディスクサンダーや高圧洗浄機などを使いしっかりと落とさなければいけません。

ガルバリウム鋼板の場合には、サビや汚れを落とすだけではなく、「目荒らし」という作業をおこなう必要があります。目荒らしは、わざと屋根表面をザラザラにさせることで表面積を増やし、塗料の密着力を高めることを目的としています。

 

STEP2:下塗り

ガルバリウム鋼板には、専用の下塗り剤を使って下塗りを行います。また、サビが発生している箇所にはサビ止め剤を塗ってサビの発生を抑える必要があります。

 

STEP3:中塗り、上塗り

下塗りが乾燥したら、中塗りと上塗りをおこないます。ガルバリウム鋼板の塗装では、水性塗料よりも油性塗料の方がおすすめです。水性塗料は扱いやすい塗料ですが、耐久性や錆防止の効果などを考慮すると油性塗料で塗装する方がメリットは多いです。

また、熱伝導率が高いガルバリウム鋼板には遮熱塗料もオススメです。太陽の熱を反射して室内の温度上昇を防いでくれるため夏の暑さ対策や光熱費削減にもつながります。

ただし、屋根に遮熱塗料を塗ったとしても、外壁の熱を抑える訳ではないので注意が必要です。

ガルバリウム鋼板の塗装料金

ガルバリウム鋼板で塗装をおこなう場合には、主に以下のような費用が必要となります。

作業内容 費用(1㎡あたり)
足場設置費用 約800~1,200円
養生費用 約300~500円
下地処理の費用 約400〜500円

また、塗料にはグレードがあり、グレードによって費用や耐用年数が異なります。それぞれの費用相場は以下の通りです。

グレード 単価(㎡あたり) 耐用年数
シリコン塗料 2,500円~2,800円 8年~10年
ラジカル制御型塗料 2,500円~4,500円 8年~10年
フッ素塗料 3,500円~4,500円 15年~20年
光触媒塗料 3,500円~7,500円 16年~20年
無機塗料 4,000円~4,500円 16年~20年

ガルバリウム鋼板の塗装以外のメンテナンス方法

ガルバリウム鋼板のメンテナンスには、塗装や部分補修以外に「葺き替え」や「カバー工法」でリフォームをするという方法もあります。

葺き替え

ガルバリウム鋼板の耐用年数が過ぎている場合やかなり劣化が進行してしまっている場合には、葺き替えででリフォームをおこないます。葺き替え工事では、屋根材を全て撤去し、躯体部分の補修をおこなってから、新しい屋根材を取り付けます。

葺き替えでリフォームすることによって、屋根材全てを新しくすることができ、屋根材の下にある下地部分の補修をすることができるというメリットがあります。そのため、雨漏りが発生している場合には、その根本の原因から改善することができます。

ただ、大掛かりな工事になるため屋根リフォームの中では、一番費用がかかってしまう、工期が長くなるというデメリットもあります。

葺き替えの工事費用は、新しく被せる屋根材の種類によって異なりますが、作業内容ごとに主に以下ののような費用が必要となります。

作業内容 費用(1㎡あたり)
足場設置 800~1,200円
養生 300~500円
既存屋根の撤去 1,500~3,000円
既存屋根の処分(撤去費に含む場合あり) 1,500~2,500円
下地(野地板)の撤去・新設 2,000~3,500円
防水シートの設置 500~1,500円
新しい棟板金の設置 2,000~3,000円
新しい軒・ケラバ板金の設置 1,500~2,000円
諸経費 全体の約5~10%

また、新設する屋根材ごとの費用は以下の通りです。

屋根材 費用(材料費+施工費) 耐久年数
化粧スレート(カラーベスト・コロニアル) 4,500~8,000円/㎡ 20~25年
ガルバリウム鋼板 6,000~9,000円/㎡ 30年程度
セメント瓦 6,000~8,000円/㎡ 30~40年
軽量瓦 6,000~12,000円/㎡ 20~40年
アスファルトシングル 6,000~8,000円/㎡ 10~30年

屋根材にはそれそれにメリットやデメリットがあるので、業者とよく相談してから決めるようにしましょう。

カバー工法

ガルバリウム鋼板自体は劣化していたとしても、下地に問題がない場合には、カバー工法でリフォームをおこなうことができます。

カバー工法でリフォームすることによって、屋根材が2重になり断熱性や防音性が高まるというメリットがあります。また、葺き替えと違い屋根材を撤去せずに施工するので、撤去費用を抑えることができます。

カバー工法の工事費用は、新しく被せる屋根材の種類によって異なりますが、作業内容ごとに主に以下のような費用が必要となります。

作業内容 費用(1㎡あたり)
足場設置 800~1,200円
養生 300~500円
各種板金の撤去 3万~5万円(総額)
防水シートの設置 500~1,000円
各種板金の設置 1,500~3,000円
諸経費 全体の約5~10%

また、カバー工法の場合は、建物の負担を軽減させるため、基本的に既存屋根よりも軽量な屋根材を新設する必要があります。

そのため、カバー工法で新設できる屋根材は、軽い素材の「ガルバリウム鋼板」と「アスファルトシングル」の主に2種類になります。それぞれの費用は以下の通りです。

屋根材 費用(材料費+施工費) 耐久年数
ガルバリウム鋼板 6,000~9,000円/㎡ 30年程度
アスファルトシングル 6,000~8,000円/㎡ 10~30年

他の屋根材からガルバリウム鋼板にリフォームする場合

スレート屋根や瓦屋根などの葺き替え・カバー工法を行う際に、新規の屋根材としてガルバリウム鋼板を使用するケースが増えています。

葺き替えでガルバリウム鋼板にリフォームする

ガルバリウム鋼板は現在の主流となりつつあり、耐久性やデザイン性などにも優れているため、屋根リフォームにはオススメの屋根材です。

特に、瓦屋根などの重量がある屋根材の場合は、ガルバリウム鋼板に葺き替えることによって屋根が軽くなるため、建物への負担も少なくなり、耐震性を高められる効果もあります。

ただし、既存の屋根材にアスベストが含まれている場合は、追加でアスベストの撤去費用が必要となります。アスベストの処理費用は20,000~85,000円程度です。

カバー工法でガルバリウム鋼板にリフォームする

カバー工法を行う際は、建物への負担を考慮する必要があるため、非常に軽量なガルバリウム鋼板はカバー工法に最適な屋根材と言えます。

ただ、軽量な屋根材とは言え、屋根を2重に重ねることによって屋根の重量は増えるので、建物の耐震性が低下してしまうというデメリットはあります。

また、瓦屋根などの元から重量のある屋根材は、さらに重さが増えてしまうカバー工法は行えません。

まとめ

ガルバリウム鋼板は、耐久性が高く、吸水性が低いため凍害にも強いという特徴があります。また、軽量なので、カバー工法に適しています。さらに、ガルバリウム鋼板は優れた性能だけではなく、おしゃれでモダンな外観も魅力的な屋根材です。

なお、屋根の葺き替えやカバー工法をする場合は依頼する業者を慎重に選ぶようにしましょう。リフォーム業界は残念ながら悪徳業者も多く存在するため、依頼する業者によっては数年で不具合が現れてしまう可能性もあります。

ペイントスタッフでは、屋根の状況に合わせて塗装で対応できるものには塗装、塗装では難しい場合には葺き替えやカバー工法などお家の状況に一番適した補修方法をご提案させていただきます。どんなお困りごとでもお気軽にご相談ください。

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