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レンガ外壁の特徴と塗装料金

レンガを用いた外壁は、レンガ独特の温かい雰囲気やアンティークのような重厚感が魅力です。

また、本物のレンガではなく、レンガのように見える「レンガ調」の外壁材は、総レンガの建物に比べ、手軽におしゃれなレンガの風合いを楽しむことができるため、近年人気のデザインです。

このページでは、レンガ外壁の特徴や補修方法について説明しています。

レンガの外壁材には、本物のレンガとレンガ調の2種類ある

レンガ外壁は、レンガ独特の雰囲気でおしゃれな外観に仕上げることができるため、レンガを積み上げて造る家に憧れを持たれている方も多いのではないでしょうか。

レンガ外壁には、本物のレンガを使って造る場合と、レンガを模した「レンガ調」の外装材を使う場合の2種類があります。本物のレンガで外壁を造るのは、非常に手間やコストがかかるため、手軽にレンガの雰囲気を楽しめるレンガ調の外壁は、近年人気とても人気があります。

また、レンガ調の外装には、「タイル」と「サイディング」の2種類があります。

レンガとレンガ調のタイルやサイディングには、それぞれ異なった特徴やメリット、デメリットがあります。それでは、具体的にどのような違いがあるのかみていきましょう。

本物のレンガの特徴と補修方法

レンガとは、粘土をベースに泥や砂などを練り混ぜ、長方形の型に入れて形成し、乾燥または、窯で焼き固めて作られる建築建材のことです。乾燥させて作るレンガのことを「日干しレンガ」、窯で焼き固めて作るレンガのことを「焼きレンガ」と呼びます。

レンガは、三匹の子豚という童話の通り、非常に耐久性が高く、レンガの耐用年数は50年以上といわれています。また、密度の高い粘土を主原料としているため、断熱性や耐火性、防音性に非常に優れています。

しかし、サイディングなど他の外壁材に比べ、コストがかかる、工期が長くなる、施工できる業者が限られているというデメリットもあるので、リフォームの際にはしっかりとその点を考慮する必要があります。

外壁のレンガには、「積みレンガ」と「スライスレンガ」の2種類があります。それぞれの特徴や施工方法は次の通りです。

積みレンガ


積みレンガは分厚いブロック状の形をしています。レンガの穴に鉄筋を通して、モルタルを接着剤替わりに一つずつレンガを積み上げていくことで建築物を形作っていきます。レンガの積み方にもイギリス積みや、長手積みなどさまざまな積み方が存在します。

積みレンガの場合、レンガをそのまま構造体として外壁そのものをレンガで作る方法と下地や防水シートなどで基本となる外壁を造ってからレンガを積み上げて外壁をカバーする方法があります。この場合、一回り大きな外壁をもう一層造ることになるため、新しく基礎を作ることが必要になります。

積みレンガでリフォームを行う場合、必要な費用の目安は以下の通りです。

材料費 4,500~15,000円/㎡
施工費 12,000円~/㎡
基礎工事費 150,000~400,000円
足場代 800~1,200円/㎡


スライスレンガ


スライスレンガは、通常の分厚いブロックのレンガを薄くスライスした建築資材です。スライスレンガを使うことで、レンガ本来の風合いを生かしながら建物の負担を軽減することができます。

スライスレンガの場合、積み上げて外壁を造るのではなく、タイルのように外壁に貼り付けて施工していきます。スライスレンガの工法には、「乾式工法」と「湿式工法」の2種類があります。

乾式工法

乾式工法は、土台となるボードにレールを設置し、接着剤を使いながら設置したレールに沿ってスライスレンガを貼り付けていきます。最後に、目地部分の隙間をモルタルで埋めて乾燥させます。

乾式工法のメリットとしては、目地部分以外にはモルタルを使用しないので、湿式工法に比べ工期が短くなるという特徴がありますが、コスト面では、湿式工法よりも高くなってしまいます。

湿式工法

湿式工法は、モルタルを下地全体に塗り付けて、スライスレンガをモルタルに貼り付けていきます最後に、目地部分の隙間をモルタルで埋めて乾燥させます。

湿式工法のメリットとしては、乾式工法に比べ、レンガを自由に配置することができるため、デザインの自由度が高いという点があげられます。しかし、乾式工法に比べ、モルタルの乾燥に時間がかかってしまうため、工期が長くなりやすい傾向があります。

スライスレンガでリフォームを行う場合、施工方法によって費用は変わりますが、目安となる金額は以下の通りです。

材料費 4,500~15,000円/㎡
施工費 12,000円~/㎡
足場代 800~1,200円/㎡


本物のレンガは塗装がいらない


レンガは粘土を主原料としています。そのため、石やガラスと同様に日光や水の影響を受けても、ほとんど劣化しないので、塗膜で保護する必要がないのです。年を重ねてレンガが古くなるほど、渋みや深みが増し、レンガ独特の雰囲気を楽しむことができます。

ただし、地震などの外的要因でレンガにひび割れなどが発生している場合には、補修が必要です。

劣化症状と補修方法


レンガの劣化症状としては、ひび割れや破損、目地の劣化、コケや藻の発生などが起こる可能性があります。

ひび割れや破損には、レンガ用のパテなどで埋めて補修をおこないますが、補修をおこなうことで意匠性が失われ見た目に違和感が出てしまうことがあります。

その場合、塗装でリペア工事を行うケースもありますが、技術力が不足している職人が施工すると、余計に汚くなる可能性もあり、リペア工事には高度な技術が必要となります。また、目地の劣化には、左官で部分的に補修を行います。

コケや藻が発生している場合には、水で薄めた中性洗剤や次亜塩酸、コケ用の洗剤などで洗浄することで落とすことができます。

レンガ調の外壁材の補修方法と料金

次に、レンガ調の外壁材として使用される「タイル」と「サイディング」の特徴や補修方法についてもみていきましょう。

レンガ調のタイル


レンガ調タイルは、レンガ同様に粘土を主原料としているため、塗装する必要はありません。さらに、石質の成分をより多く含んでいるため、これを高温で焼成すると、ガラス質な硬度の高い素材となります。

硬く丈夫なので、素材を薄く加工することが可能です。そのため、レンガに比べ重量による建物の負担を軽減することができます。また、レンガに比べると素焼きのものや表面をコーティングしたものなど、色やサイズのバラエティが豊富という特徴もあります。

タイルの劣化症状としては、ひび割れや破損、目地の劣化などが発生する可能性があります。タイルにひび割れや破損があった場合には、タイルの交換をおこないます。また、目地が劣化している場合には、目地の打ち替えやモルタルで左官補修をおこないます。

タイルに外壁をリフォームする場合には、スライスレンガと同様に「乾式工法」や「湿式工法」で施工をします。施工方法によって費用は変わりますが、目安となる金額は以下の通りです。

材料費 4,000~8,000円/㎡
施工費 5,000円~/㎡
足場代 800~1,200円/㎡


レンガ調サイディング


レンガ調サイディングは、窯業系サイディングボードにレンガの模様を施したものです。レンガ調サイディングはレンガやタイルに比べ、初期費用を安く抑えることができる、施工しやすく扱いやすいので、施工品質が安定しているというメリットがあります。

ただし、サイディングは目地部分に、シーリング材を充填し継ぎ目を保護する必要があります。

また、サイディング自体も塗装で表面を保護しているため、経年劣化によって塗膜やシーリングにひび割れやチョーキング現象、色褪せなどの劣化症状が表れます。そのため、定期的な塗装や劣化の状態によっては張り替えを行う必要があります。

レンガ調サイディングでリフォームを行う場合、必要な費用の目安は以下の通りです。

材料費 3,000~7,000円/㎡
施工費 3,000円~/㎡
足場代 800~1,200円/㎡


まとめ

レンガの外壁は耐久性が非常に高く、断熱性や耐火性、防音性に非常に優れています。しかし、施工料金が高く、工期が長いというデメリットもあるため、本物のレンガを採用している戸建ては多くはありません。

レンガ調のタイルやサイディングを採用することで、コストを抑えて憧れのレンガのようなおしゃれな外壁に仕上げることができます。

ただし、レンガ調サイディングでは、定期的に塗装やシーリングの補修が必要となるため、それぞれの特徴をよく理解することが重要です。

施工方法や補修内容によって、費用には大きな違いがあるので、レンガ外壁が劣化してしまった場合やリフォームを検討されている方は、業者にご依頼されることをおすすめします。

建物の状態やご要望に合わせてご提案させていただきますので、どうぞお気軽にペイントスタッフまでご相談ください!

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